台湾防疫センター

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― ソーラーカスケード ―
新竹市の新しい都心の都市景観を創出し、防疫の最先端として機能するというシンボル性をもったタワー「ソーラーカスケード」は南西面に太陽光発電パネルによって形成された多機能な環境スキンを取り付けたサスティナブルな環境建築として計画した。スキンは下部では透明な水平屋根となり、エントランス空間に光を満たして、人々を迎え入れる。ソーラーカスケードは、ナチュラルベンチレーションを引き起こす多機能ボイド空間として、R&Dタワー棟の南西面の頂部から、アトリウムの屋根にかけて、太陽電池モデュール(結晶薄膜シースルータイプ)が取り付けられる。南側から入る強い直射光を和らげる調光機能をもたせつつ、太陽電池パネルによって発電をも行う。さらに、内部に発生する上昇気流を利用してオフィス内の中間期換気を効率よく実現する。下部は市民に広く開放され、太陽光パネルのガラス屋根を通して差し込む光に満たされ植栽が施される快適なアトリウムとなる。
Taiwan Center for Disease Control Complex (international open competition proposal)
– Solar Cascade –
Type
Center for Disease Control Complex
Location
Hsinchu, Taiwan
Competition Organizer
Taiwan Construction and Planning Agency, Ministry of the interior
Status
2008 international open competition
Total Floor Area
27,000sqm
Structure
Steel & Reinforced Concrete, 1 Basement + 22 Stories
Design
Noriaki Okabe Architecture Network
Collaborators
Van Structural Design (structure)
Arup Japan (building service)
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