












―都市と結ぶ吹抜空間 ―高齢者施設は利用者にとって新たな生活をスタートさせる住まいであると同時に、施設内で一日を過ごす日常の場としての社会性、公共性を帯びている。本施設は人通りの多いオフィス、飲食店が建ち並ぶ大通りを一歩入った昔ながらの住宅街との境に位置する地下1階、地上5階の都市型老人ホームである。69室からなる居室は天井高2.6mと間接照明の構成を基準とし、コンパクトでありながらも、やわらかな光に包まれたヴォリューム感のある住空間とした。
利用者が集う各階のカフェコーナーは3層と2層からなる吹き抜けを配し、フロア間のコミュニケーションを誘発する計画とした。吹き抜けを介して設けられた5層分のカーテンウォールからは、1階から壁で囲まれた落ち着いた庭園の風景、住宅街の生活の風景、西新宿の街並みが広がる開放的な風景がグラデーションで展開される。階ごとに異なるカフェコーナー・吹き抜け・風景の関係性が多様な場所性を生み、街、社会とのつながりを感じさせる。
外装は建物全体としてのヴォリュームを表現しつつも、杉板本実型枠による打放しコンクリートの外壁や、セラミックプリントを施したガラス手摺等、対面する風景に応じて配し、周囲の街並みと調和のとれたスケール感とディテールにより、都会的でありながら繊細さを併せ持ったデザインとした。道路に面して緑地帯や歩道上のスペースを付加し、地域住民にとってもより豊かな外部空間を形成した。プライベートな施設でありながら街並みの一端を担う建築として社会性、公共性を伴うことを意識し、都市への貢献を図った。
利用者が集う各階のカフェコーナーは3層と2層からなる吹き抜けを配し、フロア間のコミュニケーションを誘発する計画とした。吹き抜けを介して設けられた5層分のカーテンウォールからは、1階から壁で囲まれた落ち着いた庭園の風景、住宅街の生活の風景、西新宿の街並みが広がる開放的な風景がグラデーションで展開される。階ごとに異なるカフェコーナー・吹き抜け・風景の関係性が多様な場所性を生み、街、社会とのつながりを感じさせる。
外装は建物全体としてのヴォリュームを表現しつつも、杉板本実型枠による打放しコンクリートの外壁や、セラミックプリントを施したガラス手摺等、対面する風景に応じて配し、周囲の街並みと調和のとれたスケール感とディテールにより、都会的でありながら繊細さを併せ持ったデザインとした。道路に面して緑地帯や歩道上のスペースを付加し、地域住民にとってもより豊かな外部空間を形成した。プライベートな施設でありながら街並みの一端を担う建築として社会性、公共性を伴うことを意識し、都市への貢献を図った。
Charm Suite Nishishinjuku
– The open atrium connecting the city –
Type
Housing for the Elderly
Location
Shinjuku, Tokyo, Japan
Client
Mitsubishi Estate Residence Co., Ltd.
Operator
Charm Care Corporation
Status
2025 Completion
Total Floor Area
2,867sqm
Structure
Reinforced Concrete, 1 Basement + 5 Stories
Design
Noriaki Okabe Architecture Network
Collaborators
T&A Associates (structure)
Nichiei Sekkei AI (building service)
Total Environmental Engineer (electric service)
Reference
*Kindai Kenchiku: 2025 12, Kindaikenchiku-sha, Japan
Photograph
Tomoyuki Kusunose: No.1-7, 9-12











